水耕栽培システムに、排水機能をプラス

ドリルなどの工具をまったく使わずに、DWC水耕栽培システム Aeros(エアロス)に排水機能をプラスする方法を紹介します。
Aeros(エアロス)本体のブルーの水位インジケーターをはずして、排水バルブを取りつけるだけで、排水がカンタンにできるようになります。

再循環式水耕栽培システムのジェミニにも、まったく同じ手順で排水機能をプラスできます。

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まず、Aeros(エアロス)タンク部分のブルーの水位インジケーターを本体からはずします。Aeros(エアロス)本体タンクの内側から、水位インジケーターの黒いナットをゆるめれば、カンタンにはずすことができます。

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水位インジケーターをはずしたあとの穴に PLANT!T 13mmホース貫通ジョイント1/2” ネジ を取りつけます。

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Aeros(エアロス)本体タンクの内側から、PLANT!T 13mmホース貫通ジョイント1/2” ネジのナットをしめて取りつけます。ナットは水漏れしないように、適度にぎゅっと締め込んでください。
つぎに、PLANT!T 13mmホース貫通ジョイント1/2” ネジのホース継ぎ手部分に内径13mmホースとインラインコック(13mm)を取りつけます。

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取りつけたインラインコック(13mm)を開けば、培養液が排水されるので、培養液の交換がより手軽におこなえます。 これで、面倒な穴あけ加工なしで、Aeros(エアロス)に排水機能をプラスすることができました。エアロスどうしの連結にも使えます。

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Aeros(エアロス)の水位インジケーターはそのままで排水機能をプラスしたい場合は、ホールソーを使って穴あけ加工が必要になります。Aeros(エアロス)の水位インジケーター横の側面には、穴あけガイドがついています。20mmのホールソーと電動ドリルを用意して、このガイド部分に穴を開けてください(シャープな穴があけられる鉄工用ホールソーがおすすめです)。

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あけた穴には、先ほどと同じパーツである排水バルブを取りつければ、排水機能がプラスできます。

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とりつけた排水機能を内側からみた写真です。

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再循環式水耕栽培システムのジェミニにも、まったく同じ手順で排水機能をプラスできます。

丸いプラスチックバケツの場合は水漏れする場合があります。
バケツ側面に平面がある PLANT!T バケツ をオススメいたします。