ウォータータイマーで、水やりを自動化。

水やりが忙しくなるこれからの季節はウォータータイマーを設置すれば、水やりが自動化できます。

ウォータータイマーを設置するには、まずリザーバータンクを用意します。
今回はホールソーを使って、20LのPLANT!T バケツの下の方に 32mm の穴を開け、そこにトレイ用貫通継手13mmを取り付け、市販の「内径13mmホース」と 13mmインライン・コック(止水栓) を取り付けてリザーバータンクにしました。*リザーバータンクにする容器は、光を通してしまう半透明色を避け、必ずプラスチック製にしましょう。穴を開ける時は、木工用ではなく鉄工用ホールソーを使えばシャープな穴が開けられるので、後々の水もれを防ぐことができます。

 

 13mmインライン・コック(止水栓) の先端に、ウォータータイマーの付属品の「短い内径13mmホース」と「インラインフィルター」、そしてウォータータイマー本体の順でつなぎました。
別途、13mmホースコネクターを使用すると、ワンタッチでホースの取り外しが簡単にできるので、培養液の取り替え時などに、とても便利です。

 

 

市販の「内径13mmホース」に、チューブパンチで穴を開けて、4mm ドリッパー・マニホールドを差し込みます。チューブパンチで穴を開けるときに、グリグリと穴を広げるように開けてしまうと、4mm ドリッパー・マニホールドの根元から水もれしてしまうので気をつけます。
内径13mmホースの先端にホースエンドを差し込んで、ふさぎます。

6mm(内径4mm) チューブを取り付け、その先端に 4mmドリッパーを取り付け、チューブホルダーで支えたら培地に差し込んで 4mmドリッパーを固定します。

 

ウォータータイマーの設定

1〜72時間または、1週間の間隔ごとに、1分〜120分のいずれかの長さで、水やりを自動化できます。単4乾電池2本(別売り)で作動するので、電源が取れない場所でも使うことができて、設置場所を選びません。内径13mmホースを使ったドリップシステムや底面吸水などの水やりを自動化できます。思いのほか便利で、一度使うと手放せません。

 

万が一の水もれ対策は、忘れずに!

リザーバータンクを使って、水やりを自動化するときは、万が一の水もれや結露対策のために 、PLANT!T トレイ1mX1m を床面に敷くとベストです。PLANT!T トレイ1mX1m のうえに、プランターまたは、ハイドロポニックシステムを設置しておけば、水が床面に浸み出してしまうトラブルを防げます。