M30の設置

ミニトマトとカラーピーマンの発芽苗が大きくなってきました。 太陽と同じフルスペクトルな光を放射する SANlight M30 で育てました。フルスペクトルなLEDの光は、まだ幼い苗には刺激が強く光ストレスを起こすことがあるので、ランプと苗の距離を60cm以上離した方がよいです。

LEDの光は、手を近づけてもあまり熱を感じないので油断して低く設置しがちですが、葉から30cm以内の高さで照らすと、葉っぱは強光から身を守るためにアントシアニンをつくって紫色に変色します。  SANlight M30 LEDランプは、最初は苗のトップから約80cmの高さからスタートさせましょう。

蛍光灯やHIDランプなど従来のランプは配光角度が260°〜300°と広く、植物にあたる光の40%ほどはシェードから反射してきた柔らかな光になるので、葉っぱが光ストレスを起こすことはあまりなく、むしろランプの熱が問題を起こしていました。一方の栽培用のLEDは、配光角度が90°から160°とせまく、光量子がむだなくダイレクトに植物に当たるので、まだつよい光の刺激になれていない弱い幼苗の葉っぱは、光ストレスを起こしやすくなります。