GoGro にセットアップするまで

CANNA COCO 栽培がお気に入りのグロワーなら誰もが、もっとも面倒に感じる水やり作業を自動底面給水にできる GoGroシステム のセットアップ方法をご紹介します。今回は、収穫まで使用するファイナル・ポットに植えてから培地が乾くまでの期間で、GoGro底面トレイにセットして自動底面給水をスタートさせるのは、次回以降になります。

まず、エアロポット17Lサイズの底に、CANNA AquaClay Pebbles(クレイ・ペブルス)を約2〜3cmの高さまで、しきつめます。クレイ・ペブルスは、すすいだ水のEC値が水道水とほぼ変わらなくなるまで、あらかじめよく水洗いしたものを使ってください。クレイ・ペブルスのすすぎが不十分だと、定植した苗の根が伸びにくくなり、生長が非常に遅くなってしまいます。

CANNA COCO培地75% + パーライト25%をよく混ぜてから、敷きつめたクレイ・ペブルスの上に入れたら、その中央にスターティングポットがすっぽり入るくらいの大きさの穴を開け、苗を植えます。 苗が倒れないように指で苗の根元をはさむように軽く押さえつけながら、培養液を少しずつ、たっぷりと与えます。

更に詳しくは、こちらの説明ページへ。

グロウランプとしてLUMii SOLAR フィクスチャー 315W を設置しました。根が活着するまではランプの位置を高めにして、葉を光ストレスから守ります。CMH315WランプはLUMii SOLAR 315w の生長期に最適な 4K Gro にしました。

苗を植えた後は、培地の表面が乾きポットを手で持ってみて軽く感じるようになるまで、絶対に水やりしません。軽くなる前に水やりをしてしまうと、ポット全体に根が張るまで、余計に時間がかかってしまいます。植えてから適度に乾くまでは、環境にもよりますが約2週間くらいかかります。