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フィッシュ・ボーンが、それはそれはドラマチックにパワーアップしました。
根がおもいきり伸びる生長促進効果を強化してあります。
くらべてみるとさらにわかる、その根を伸ばすチカラのすごさには、
思わず笑みがこぼれるほどです。
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わずかに発根したトマトの挿し木苗で、フィッシュ・ボーンの発根効果を
テストしてみました。
おなじクローンマシーンで発根させたトマトの苗、合計12本を、
6本ずつに分けて、2つのDWCシステムにセットしました。
培養液はどちらも、ベース肥料でつくったEC値0.5mS/cm、
pH値5.8に調整し、
水温は20℃前後にしました。
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栽培スタートから、左側のDWCシステムのほうにだけ、
フィッシュ・ボーンを250倍希釈で加えています。
地上部だけを比較すると、あまり差はないように見えますが・・・
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フィッシュ・ボーンを与えていた左側の根は、もうすでにネットポット
から伸び出していますが、右側のトマトは根がやっと伸び出しはじめたところです。
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左右のトマトの根をアップにしてみてみます。
フィッシュ・ボーンを与えていない、右側のトマトの根です。
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スタートからフィッシュ・ボーンを与えている、左側のトマトの根です。
こんなに差が出るものなんですね。
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この日から、右側のトマトの培養液にも、
フィッシュ・ボーンを250倍希釈になるよう与えはじめてみました。
DWCシステムで栽培スタート13日の様子です。
初日からフィッシュ・ボーンを与え続けていた
左側のトマトの根は、もう植え込んでもよいほど伸びています。
遅れること4日目からフィッシュ・ボーンを与え始めた右側のトマトの根も、
元気に伸び出しはじめています。
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栽培スタート13日目、上の写真と同日の地上部の様子です。
地上部の生長にも、大きさに差が出てきています。
根が早く伸びた苗は、早く生長することがよくわかります。
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右側のトマトの苗のアップです。伸びた根からやっと分岐がはじまったところです。
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初日からフィッシュ・ボーンを与えていた左側の根です。根の長さを比較すると、
倍以上長く伸びています。
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この日、新たにトマトの横枝をとって発根させ、もう一度
フィッシュ・ボーンの効果の実験をおこないました。
下の写真は、スタート7日目の様子です。
左側のDWCシステムのトマトだけに、ベース肥料の培養液に
フィッシュ・ボーンを加えています。
フィッシュ・ボーンを与えていない苗とくらべると、
だいたい一週間で、葉の大きさにこんなに差が出ます。
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根の生長度合いのちがいは、さらに大きくなっています。
右側のフィッシュ・ボーンを与えていたトマトの根は、すでに長く伸び
培養液のなかでゆらめいています。
まだ小さな苗の根をスピーディーに伸ばすメリットは、
想像以上に大きいのです。
半年から一年以内に収穫までたどり着く夏野菜など短期収穫サイクルの植物は、
花が咲くまでの生長期間が長くなると、あまりよいことはありません。
生長期間が長いほど、病気や害虫にやられるリスクが高まり、水やりの手間や
使う肥料の量も多くなります。
ハイドロポニックスのような培養液で育てる栽培方法では、
各生長サイクルを最適な期間で移行させ、ガーデナーの手間やコストを
最小限におさえることが、とても重要です。
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ところで、生まれ変わったフィッシュ・ボーンは、
ココ培地でも効果を発揮できるでしょうか?
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根が伸びる様子や根の量が一目でわかる、半透明の容器で
同じクローンマシーンで発根させたトマト苗をココ培地に植えて
テストしてみました。
( 普段は、このケースにミラーフィルムを巻きつけて遮光しててあります。)
左側のトマトには、ココ栽培スタート時からベース肥料の培養液に
フィッシュ・ボーンを250倍希釈でプラスして、与え続けています。
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フィッシュ・ボーンを与えていたトマトの根は、容器の底のほうまでしっかりと伸びています。根の分岐も多く、水分や養分をたくさん吸収できる根が、
すばやく育っていることがわかります。
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根の生長の早さや量は、地上部の開花量、実つきの良さへも、
みごとに反映されます。
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生まれ変わったフィッシュ・ボーンは、水耕栽培でも、ココ培地などの固形の天然の有機培地でも、思わず笑みがこぼれるほどの目覚しい根の生長促進効果を発揮します。
ぜひ、その目で確かめてみてください。