挿し木のスタート

挿し木が発根したら、早めにスターティングポットに植えましょう。スターティングポットは幼苗期の数週間だけ使うので、約1Lの小さなポットにします。

 

Superroots Air-Pot 1Lサイズ Canna COCO培地をセットしました。次に培養液をつくります。培養液を作る手順は、水温18〜22度の水道水1Lに、Canna Start : 1ml、Fish-Bone : 4ml、SUPERthrive : 0.25ml を加えてよく混ぜます。最後に、pH-ダウン剤を一滴加えるごとによく混ぜて計測していき、pH値を5.5〜5.8に合わせます。

 

pH値を調整した培養液をココ培地にたっぷりと与えます。その後、指などでポットの中央に穴をつくり、挿し木苗をやさしく植え込みます。苗の根元にすきまができないようにココ培地を寄せたあと、培地の表面を指で軽く押さえて根と培地をなじませてください。その後、苗を動かさないために指で苗をはさんで固定しながら、培養液をそっと水やりします。このとき、排水を十分にさせてください。

 

植え替えてからの水やりのタイミングは、培地の表面が乾いて十分に軽くなってからです。例えば、1Lサイズ のポットに植えた場合、半分だけ水を入れた500mlのペットボトルと重さが同じぐらいになった時が、ベストな水やりタイミングです。(その後の生長期と開花期の水やりのタイミングは異なります)

順調に育っていれば水やりのたびに、Canna Startの量を増やしていきます。さらに、よい株に育てるためには、毎日、Fish-BoneSUPERthrive の希釈液を新芽や葉にスプレーします。根の活着が早くなるうえ、根の量を増やします。