フィッシュボーンの発根効果

発根剤をつかわずに、トマトの挿し木をとりました。

左側の挿し木苗には、根が出るまで水のみを、
発根後からCOCO培地用ベース肥料のみを与えました。

右側の挿し木苗は、 根が出るまでフィッシュ・ボーンの活力剤を、
発根後からCOCO培地用ベース肥料と フィッシュ・ボーン を与えました。

fishbone_testing

 

 

挿し木の切り口をナナメではなく、十文字にカットしました。
今回はちょっと長く切りすぎてしまいました。半分くらいの深さで十分です。

cross_cuttings

クロスにカットした切り口は、水に浸すと外側にクルンと丸くなりました。
十文字にカットすると、切り口と水との接触面が広がるので、
より多くの水分を吸収させやすくなるというメリットがあります。

cross_cuttings

 

 

 

 

 では、挿し木の発根の結果です。

まず、フィッシュ・ボーン を与えなかった挿し木苗の発根の様子です。

no_application_rooting

保水性、保肥性と含気性にとんだCOCO培地では、
優秀な挿し木用培地でもあるので、活力剤がなくてもしっかり発根します。

no_application

つぎに、フィッシュ・ボーン を与えつづけた挿し木苗の発根の様子です。
与えていない苗よりも、根が長く伸びています。

fishbone_rooting

フィッシュ・ボーン を与えていた挿し木苗の根元からは、
不定根も出はじめています。

fishbone_adventive_root

根量が多い挿し木苗にすることが、生長が早く収穫量が多い
プラントをつくるポイントのひとつとされています。

adventive_root

左側がフィッシュ・ボーンを与えていた根、右側が与えていなかった根です。
水の中では、根量のちがいがよくわかります。

comparison1

comparison2