バグ・フロスタをココ培地、ポッティング・ミックス培土、コンポスト(腐葉土)の
3種類にまいてみました。
【 image : 1 】
それぞれのポットの右側に、バグ・フロスタを大きめのカタマリのまま、
左側には、こまかな粉状のバグ・フロスタを置いてみました。
どちらのほうが、菌糸がたくさん出るでしょうか?
【 image : 1 】
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有用微生物が目を覚ますには、水分と養分と空気が必要です。
詳しくは「バグ・フロスタの使用方法」へ。
バグ・フロスタをまいた上から培地をかぶせて紫外線をさえぎり、
しあげに水分を含ませます。
左側の列には水だけを、
右側の列には「フィッシュ・ボーン」「トラッキン’」「ザイム・ザイム」の
1000倍希釈液を含ませて実験してみます。
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【 image : 3 】
バグ・フロスタをまいてから4日目に菌糸があらわれはじめ、
7日目には、ここまで成長しました。
温度が高い季節には、もっとはやく菌糸がでます。
全体的には、バグ・フロスタをカタマリのまま置いた
右側のほうが、各ポットとも菌糸がたくさんでてきています。
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そして、バグ・フロスタをまいてから10日目です。
さらに菌糸が育ちました。
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では、培地ごとの活性度合いを見てみます。
まず、ココ培地にまいた「バグ・フロスタ」の7日目の様子です。
ココ培地にあらわれたバグ・フロスタは、菌糸が短めでパサパサした感じです。
イメージ下側の「 活力剤をふくませたココ培地 」のほうが、
菌糸がたくさん出ています。
糖分やアミノ酸、そして微量ミネラルは、植物だけでなく
有用微生物にとっても大切な栄養素です。
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それから3日後、バグ・フロスタをまいてから10日目の様子です。
水だけをふくませた上のほうのココ培地にも、
全体的に菌糸が見られるようになりました。
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【 image : 7 】
次に「ポッティング・ミックス」の様子です。
まいてから7日後です。
ポッティング・ミックスにあらわれたバグ・フロスタは、
毛足が長くフワフワとしています。
全体的に見ると、バグ・フロスタをカタマリのまま置いた
右側のほうが、菌糸が多く出ています。
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さらにその3日後、
バグ・フロスタをまいてから10日後のポッティング・ミックスの様子です。
ココ培地と同じように、下のほうにある
「活力剤をふくませたポッティング・ミックス」
のほうが菌糸がたくさん出ています。
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上の画像をアップにしてみました。
まず、水分だけをふくませたポッティング・ミックスの
10日後の様子です。
粉状のバグ・フロスタを置いた左側のほうは、
やっと菌糸が、出はじめたところです。
【 image : 9 】
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そして、
活力剤をふくませたポッティング・ミックスの
同じく10日後のバグ・フロスタの様子です。
全体的にかなり菌糸がまわってきました。
「バグ・フロスタ」の有用菌は、じぶんで動きまわって
他の微生物よりも早くテリトリーを広げることができます。
この繁殖力の強さで病原菌の発生を押さえこんでしまいます。
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最後にコンポストですが、7日目になってもまだ菌糸はみられません。
ココやピートよりも保水性が低く、粒子が均一でないからだと思います。
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そして、10日目のコンポストの様子。
表面には変化がないように見えますが、コンポストの奥のほうで、
少しずつですが、やっと白い菌糸がのぞきはじめました。
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こんなふうにバグ・フロスタは、たくさんの仲間といっしょに置いたほうが、
早く活性化します。
また、タマ・プラントフードの活力剤ラインナップを薄めて与えると、
活性力が高まり制菌パワーもアップします。
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「バグ・フロスタ」の菌糸がでてきたら、
拡大ルーペで、のぞいてみましょう。